取り崩しシミュレーション|資産寿命を定額・定率で比較【無料】
FIRE後や老後に資産を取り崩すと何歳まで持つかを計算します。定額取り崩しと定率取り崩しを同じ条件で比較し、インフレと公的年金(受給開始60〜75歳)も反映。持たせたい年齢から「使える生活費の上限」と「必要な資産」も逆算します。
条件を入力
年金を受け取り始めたら、不足分だけを資産から取り崩します
平均寿命は男81・女87歳。長生きに備えるなら90〜95歳で
取り崩し期は株式+債券で3〜4%が目安
生活費と年金を毎年この率で増やします(日銀目標は2%)
毎年、その時点の資産のこの割合を取り崩します
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資産取り崩しシミュレーションの使い方
入力は6項目+年金の2項目です。迷ったら初期値のままで構いません。
- 取り崩し開始時の資産:FIRE・退職時点で取り崩しに回せる金融資産(現金・投資信託・株式など)。
- 毎月の生活費:今の物価での金額。インフレ率に合わせて毎年増えていきます。
- 何歳まで持たせたいか:資産寿命の目標。長生きリスクに備えるなら90〜95歳がおすすめです。
- 運用利回り・インフレ率:取り崩し期は利回り3〜4%、インフレ1〜2%が目安です。
- 年金:ねんきん定期便の「65歳から受け取る場合」の見込額と、受給開始年齢。年金を受け取り始めると、生活費のうち年金で足りない分だけを資産から崩します。
計算は1年単位で、毎年「年初に1年分を取り崩し→残りを運用」します。4%ルールの元になった研究と同じ順序で、年末に取り崩すより少し保守的な結果になります。
定額取り崩しと定率取り崩しの違い
| 定額取り崩し | 定率取り崩し | |
|---|---|---|
| 毎年崩す額 | 決めた金額(物価に合わせて増やす) | その時の資産 × 決めた率 |
| 生活費 | 安定する | 相場や残高で増減する |
| 資産の枯渇 | 尽きることがある | 理論上は尽きない |
| 暴落時 | 安値でも同じ額を売るので傷が深い | 売る額が自動で減る |
| 向いている人 | 生活費を下げられない人、年金までのつなぎ | 支出を調整できる人、資産を残したい人 |
定率取り崩しは「資産が尽きない」代わりに、資産が減った年は生活費も減ります。上のシミュレーターでは、定率で崩した場合に生活費(今の価値)が目標を下回る年数と、最も少ない年の生活費も表示します。 年金開始までは定額で崩し、開始後は不足分だけを崩す二段構えにすると、両方の弱点を抑えられます。
4%ルールで取り崩すと資産は何歳まで持つ?
4%ルールは「毎年資産の4%を取り崩せば30年以上持つ」という米国の研究(トリニティ・スタディ)に基づく目安で、必要資産は年間生活費の25倍になります。 ただし40代でFIREすると取り崩し期間は50年以上。45歳から定額で取り崩した場合の資産寿命を、取り崩し率ごとに計算しました。
| 取り崩し率 | 資産が尽きる年齢 | 5,000万円なら | 7,500万円なら | 1.0億円なら |
|---|---|---|---|---|
| 3% | 90歳 | 月12.5万円 | 月18.8万円 | 月25.0万円 |
| 3.5% | 81歳 | 月14.6万円 | 月21.9万円 | 月29.2万円 |
| 4% | 75歳 | 月16.7万円 | 月25.0万円 | 月33.3万円 |
| 5% | 68歳 | 月20.8万円 | 月31.3万円 | 月41.7万円 |
条件:45歳から取り崩し開始、運用利回り3%、インフレ率1.5%、年金なし。右の3列は、その取り崩し率で使える1年目の月の生活費。資産額が違っても、取り崩し率が同じなら資産が尽きる年齢は同じです。
年金を入れない厳しい条件では、4%で取り崩すと75歳で資産が尽きます。90歳まで持たせるなら3%が目安です。実際は65歳前後から年金が入るので、取り崩し額はそこで大きく減ります。 年金を入れると結果がどう変わるかは、上のシミュレーターで確かめてください。詳しくは4%ルールの解説へ。
年金の受給開始年齢(繰上げ・繰下げ)と資産寿命
公的年金は60〜75歳の間で受給開始を選べます。65歳より早めると1ヶ月あたり0.4%減り(60歳開始で−24%)、遅らせると1ヶ月あたり0.7%増えます(70歳で+42%、75歳で+84%)。 どの年齢で受け取るかで、資産から崩す額と資産寿命が変わります。
| 受給開始 | 年金月額 | 資産寿命 | 95歳時点の残高 |
|---|---|---|---|
| 60歳 | 11.4万円 | 95歳まで持つ | 835万円 |
| 65歳 | 15.0万円 | 95歳まで持つ | 1,365万円 |
| 70歳 | 21.3万円 | 95歳まで持つ | 2,307万円 |
| 75歳 | 27.6万円 | 95歳まで持つ | 1,556万円 |
条件:60歳時点の資産5,000万円、生活費月25万円、65歳受給なら年金月15万円、運用利回り3%、インフレ率1.5%、定額取り崩し。金額は今の価値。
繰下げは「長生きするほど得」な保険ですが、待っている間は全額を資産から崩すことになります。資産に余裕がない場合は、繰下げ待ちの間に資産が尽きないかを必ず確かめてください。
インフレを入れると資産寿命はどれだけ縮む?
同じ生活水準を保つには、物価が上がった分だけ取り崩し額も増やす必要があります。7,500万円を45歳から月25万円ずつ取り崩す場合(利回り3%、年金なし):
- インフレ率0%:資産が尽きるのは89歳
- インフレ率1%:資産が尽きるのは78歳
- インフレ率2%:資産が尽きるのは73歳
インフレを0%で計算すると楽観的すぎる結果になります。最低でも1%、慎重に見るなら2%で試算してください。
新NISAと課税口座の取り崩しの順番
取り崩しは課税口座(特定口座)から先に行い、非課税のまま増え続ける新NISAの資産はできるだけ後に残すのが基本です。 課税口座で利益が出ている部分を売ると約20%の税金がかかるため、このシミュレーターでは生活費に税金分を上乗せして入力してください(例:利益が半分なら生活費の1割強)。 NISAは売却益が非課税で、売った分の枠は翌年に復活します。
よくある質問
QFIRE後の取り崩しは定額と定率のどちらがいいですか?▼
Q年金の受給開始を遅らせると資産寿命は延びますか?▼
Q運用利回りは何%で設定するのが現実的ですか?▼
Qインフレ率は何%にすればいいですか?▼
Q4%ルールは日本でも使えますか?▼
Q新NISAと課税口座、どちらから取り崩すべきですか?▼
取り崩す資産をまず貯めるところから始めよう
FIREシミュレーションでゴールを設定 →取り崩しに備えて証券口座を準備しよう
新NISAなら取り崩し時の売却益も非課税。まずは口座開設から始めましょう
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