メインコンテンツへスキップ

40代からのFIRE計画|遅くない!現実的な資産形成ロードマップ

40代からFIREを目指すのは遅い?いいえ、40代ならではの強みを活かした現実的なFIRE戦略を、年収別シミュレーションとともに解説します。

40代からFIREを目指しても遅くない理由

「FIREは20代・30代から始めないと間に合わない」と思い込んでいませんか?実は40代にはFIREを加速させる独自の強みがあります。

1. 年収のピーク期: 40代は多くの職種で年収がピークに近づきます。厚生労働省のデータによると、男性の平均年収は40代後半で約600万円に達し、30代前半の約470万円と比べて大幅に高くなります。

2. 生活コストの安定: 住宅ローンの残債が減少し、子供が成長するにつれて養育費の見通しが立ちやすくなります。50代で子供が独立すれば生活費は大幅に下がります。

3. 退職金・企業年金の上乗せ: 勤続20年以上であれば、退職金が1,000万〜2,000万円見込めるケースも多く、これをFIRE資金に組み込めます。

4. 公的年金までの距離が短い: 55歳でFIREしても、65歳の年金受給まで10年。繰り上げ受給なら60歳から受け取れます。

年収別シミュレーション(40歳・既婚)

40歳・夫婦・東京・賃貸・取り崩し(SWR4%)の条件で、世帯年収別のFIRE達成年齢をシミュレーションしてみましょう。現在の資産は1,000万円と仮定します。

世帯年収600万円(手取り約480万円)
- 月の投資額: 10万円
- FIRE達成: 約57歳(17年)
- 55歳でのサイドFIREが現実的なライン

世帯年収800万円(手取り約620万円)
- 月の投資額: 15万円
- FIRE達成: 約53歳(13年)
- 退職金を加味すれば50歳前後も視野に

世帯年収1,000万円(手取り約750万円)
- 月の投資額: 25万円
- FIRE達成: 約49歳(9年)
- 50歳前のFIREが十分に可能

世帯年収1,200万円(手取り約880万円)
- 月の投資額: 35万円
- FIRE達成: 約47歳(7年)
- 共働き高収入夫婦なら40代後半で達成

※利回り4%、インフレ2%、FIREナンバー約9,500万円(夫婦・東京)で計算

40代のFIRE戦略:退職金・年金を組み込む

40代のFIRE計画で最も重要なのは、退職金と公的年金をFIRE資金の一部として正確に組み込むことです。

退職金の活用
- 勤続20年(40歳で入社20年)の退職金目安は約800万〜1,500万円(企業規模による)
- 退職所得控除: 勤続20年なら800万円まで非課税(20年超は1年あたり70万円加算)
- 退職金をNISA口座に移してインデックス投資に回すのが効率的

公的年金の組み込み
- 厚生年金の概算: 年収600万円×25年加入で月額約12万円(65歳から)
- 夫婦合計で月20万円の年金があれば、65歳以降は資産取り崩しが大幅に減少
- 繰り下げ受給(70歳開始)なら年金額が42%増額

実践的なプラン例
50歳でFIRE → 退職金1,200万円を受け取り → 50〜65歳は資産取り崩しで生活 → 65歳から年金が加わり取り崩し率を1〜2%に低減。この「ブリッジ期間」の設計が40代FIRE計画の鍵です。

40代で始める具体的アクションプラン

即実行(今週中)
- 家計簿アプリで支出を完全に可視化する
- 金融資産の全体像を把握(預金・投資・保険・退職金見込み)
- 当シミュレーターで現在地と達成年を確認

1ヶ月以内
- 新NISA口座が未開設なら即開設
- 毎月の積立投資を自動設定(全世界株式インデックスが基本)
- 新NISAの年間360万円枠をできるだけ早く埋めることを最優先に

3ヶ月以内
- 固定費を総点検: 保険(40代は医療保険の過剰加入が多い)、通信費、住宅ローンの借り換え検討
- 月3〜5万円の支出削減を目指す

半年〜1年以内
- 転職や社内異動で年収アップを検討(40代でも転職市場は活発)
- 副業で月5万円の収入源を構築
- iDeCoの上限額まで拠出(節税効果が40代は特に大きい)

40代は「焦らず、しかし着実に」がキーワードです。15年あれば資産は複利で十分に育ちます。

40代FIREの注意点とリスク管理

40代ならではのリスクも把握しておきましょう。

健康リスクへの備え
40代は生活習慣病のリスクが高まる時期です。FIRE後に医療費が想定以上にかかるケースがあります。年間20〜30万円の医療費を計画に組み込むのが安全です。会社の健康診断がなくなるため、FIRE後も年1回の人間ドック(3〜5万円)を予算に入れましょう。

教育費の最終局面
子供が高校・大学の場合、教育費のピーク期と資産形成期が重なります。無理にFIRE資金を積み増すより、教育費を優先し、子供の独立後に本格的なFIRE積立に切り替えるのも賢い戦略です。

親の介護リスク
40代は親が70〜80代になる時期。介護費用や時間的な制約が発生する可能性があります。生活防衛資金を通常より多め(1年分以上)確保しておくと安心です。

キャリアの出口戦略
40代で退職すると再就職が難しくなるリスクがあります。完全FIREより、まずはサイドFIREで「週3日勤務」や「フリーランス」に移行し、段階的にリタイアする方がリスクは低くなります。

あなたのFIRE達成年を計算してみませんか?

地域・年収・家族構成から、必要資産と達成年をシミュレーション

無料でシミュレーション開始

FIRE達成に役立つツール

証券口座・投資信託・書籍を厳選して紹介しています

おすすめツール・書籍を見る →

免責事項・前提条件

  • 本シミュレーションは概算であり、投資助言・税務助言ではありません。
  • 実際の投資成果や税負担は市場環境・個人の状況により大きく異なります。
  • 生活費は総務省家計調査等を参考にした簡易係数であり、実際の生活費とは乖離する場合があります。
  • 税金・社会保険料は簡易計算です。正確な試算はFPにご相談ください。
  • 投資判断はご自身の責任で行ってください。